2011年07月23日

明るい雰囲気の開かれた歯科医院

早いもので、J歯科医院の内装工事も大詰めを迎えました。

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今回の計画のポイントであるファサードの格子も組み上がりました。

歯医者さんというと、怖いというイメージがある方も多いでしょう。私などは恥ずかしながら大人になってもそうです。今回の工事に際し、J先生と医院の内装をどうするべきかを色々と議論し、中で行われている治療の雰囲気や先生やスタッフの人柄などが外からもある程度感じられるようにして、治療に対する恐怖感を減らそうということになりました。

そのためには、外から医院の中がある程度見える必要がありますが、一方で、中で治療を受ける患者さんのプライバシーを守るために重要な部分を隠す必要もあります。

このように内部と外部の相反する見え方、言ってみれば透け具合を調整するための方法として、ファサードのガラス面の内側に木の格子組みました。

格子のところどころに穴が開いているのは、ガラス面の清掃や、ガラスと格子の間に入れた間接照明の交換といった機能上の必要性からでもありますが、この穴の開き具合で、内外の見え方や開放性を調整しようとしています。

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外からエントランスとラウンジを見る、中の様子がなんとなく分ります。



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内部も、床、壁、天井が仕上り、造作家具も納まり、もうほとんど完成に近い状態です。あとは、診療台や歯科機器の設置を待つばかりです。ファサードの格子の内側には、もう1枚薄いロールスクリーンが取付けられていて、時刻によって刻々と変わる内外の透け具合を調節します。

診療台の間を仕切るパーティションにはたくさんの棚があります。ここには患者さんや働く人の気持ちを癒すために植物をいっぱい置く予定です。

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2、3日前はこんな状況でした。いろんな職人の方々にがんばってもらったおかげで、ここ数日でずいぶんと状況が変わりました。

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ラウンジ(待合室)にも椅子が入りました。自然の光が入って明るい雰囲気です。
posted by fuse at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | J歯科医院内装工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月11日

Timberize建築展in北海道

さる7/1〜7/10、北海道工業大学内にて、team TIMBERIZE建築展の北海道での巡回展が開催されました。

昨年の5月以来東京、静岡、名古屋、そしてここ北海道と展覧会としては第4弾です。

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これまでと同じようにメンバーによる"7project"の他、耐火木造の説明展示なども行われました。

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今回の北海道展では、北海道内の大学や設計事務所のみなさんにも提案展示というかたちで参加いただきました。舞台を札幌の大通りに変え、おのおのが独自の都市木造の提案を行いました。

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北海道工業大学川人研究室による提案 
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北海道日建設計による提案 

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7/3にはTimberizeメンバーや一般オーディエンスの前で、それぞれの提案展示について、提案者自らによるプレゼンテーションが行われました。多くの方が熱心に聞いている様子が印象的でした。

その後の懇親会も盛り上がり、Timberizeの活動が、徐々にですが浸透しつつあることを実感しました。今回の展覧会に足を運んでいただいた方々、提案展示に参加してくださった大学や設計事務所の皆さん、そして運営を担当したTimberizeメンバーの方、お疲れ様でした、そしてどうもありがとうございました。





2011年07月03日

Timberize建築展in北海道

東京、静岡、名古屋に続くTimberize建築展の第4弾、「Timberize建築展in北海道」が7/1から開催されています。

今回も、Timberizeメンバーによる7プロジェクトの紹介の他、北海道の建築家や大学研究室の方々に作品を展示してもらいます。今日7/3はメイン・イベントとして、それらの展示作品に対するレビューやゲストをお招きしてのトークセッションが行われます。

北海道の皆さんとの交流が楽しいものになることを願いつつ、私もこれから北海道へ向かいます!

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